II.ニヤマ
日常生活で実践すべき5つの行い。いよいよ、二段階目に入ります。
ヤマを実践するのが辛いと思う方は、ニヤマを実践することによってヤマを手離していくことができます^^
1.シャウチャ(Saucha)/清浄
身体はもちろん、言動や心の扱い方も綺麗さを保つこと。
例えば、空間などの身の回りを綺麗にしておくことでも、考えや感情が整理できたりする。
相手の成功は共に喜び、悲しみには寄り添う精神。
2.サントーシャ(Santosha)/満足、知足
他人と比較せず、今あるものに満足をし感謝をすること。
幸せとは自分の内側にあるもので、決して周りの環境に左右されるものでなければ誰かに委ねるものでもないということ。
当たり前すぎて忘れがちなものにほど目を向けて感謝の念を持つこと。
3.タパス(Tapas)/苦行、自制
精神修行をしなさいという教え。あえて苦行をすることで自己成長へと繋がる。
目の前に起きている事を『問題』と捉えると心は苦しい方に向かうが、『試練』と捉えることができると、その物事に対しての見方が変わり、乗り越える原動力となる。
4.ヴァディアーヤ(Svadhyaya)/智慧
自身の心を成長させるような書物を読むことや、自己を探求することによって得る智慧。
その智慧を世のため人のために生かしていくこと。
5.イーシュワラ・プラニダーナ(Ishvarapranidhana)/信仰
イーシュワラ=神を表す。『神に祈りを捧げること』を説かれることもあるが、もう少しわかりやすく噛み砕くと、『目の前に起きていることには必ず意味がある』という天からのメッセージだと信じて、その試練に精進しなさいということ。
また、自分の力ではどうにもできない自然のや宇宙の摂理には身を委ねること。
これを生活にどう取り入れていくか1つずつをゆるゆると(笑)お伝えしていきます^^
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