アパリグラハ


貪欲さを捨て、次々と沸き起こる欲望を手離しなさいという教えです。

程度を超えた欲を持つことは執着心へと繋がり、それを失うことの恐れから、他者への怒りや嫉妬という感情を募らせたり、攻撃性として現れたりします。

これはお金や立場や名誉といったことに限らず、人間関係にもよく現れます。


例えば、子供の可愛さ故に、過剰に心配をして子供を手放せなくなったり、自分の敷いたレールの上を走ることが何よりの幸せだと子供に自分の願望を押し付けてしまう親。

相手の全てを知りたい、空白の時間も何をしているのか気になり不安が尽きない男女関係。

自分の立場を有意にするために上司にはゴマを擦り、部下には仕事を押し付け、同僚には闘争心剥き出しの会社の上下関係。

ママ友同士や近所付き合いで起る顔色伺う気を遣い合う関係などなど。

人間関係には悩みが尽きません。。。


一番最悪な状況は、男女関係の縺れあいからから相手を自分の物だという錯覚をおこし、危害を加えたり、殺意として感情が変化することも・・・ニュースでたまに聞きますよね。

それだけ、人間の執着とは恐ろしいもの。

トイレットペーパーが市場から姿を消しました。これも無くなることへの恐怖から沸き起こる執着心の現れです。


周りにこんな状況思いつきませんか?

執着をすることで、苦しむのはあなた自身であると言うことを忘れないでください。


私自身も最近手離したことがあります。結果、とても楽になりました。

手離すことと、逃げることは少し違います、ここでいう手離すとは、手離したことにより自分の能力を違う形で最大限他の人の為に役立てるかどうかというのが私の中の基準の一つでした。私は、その状況を手離すことにより、自分自身にもっと心のゆとりができ、その時間分ヨガを学び、多くの人に還元をしていくという役割を全うすることで幸せになるという明確な道があったので手離しました。今とても生き生きとしてます。


ですが、その手離したことから多くのことも学び、それが今後生かされていくことになるので、その経験にも感謝をしてます。

皆さん自身もどうか、物質的なモノではなく自分を満たし、自分が幸せであることで周りの人にも幸せを与えることができ、幸せが連鎖していくということを忘れないでください^^

ヨガでよりhappyな人生を

〜yoga in your life ~

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